舌側矯正治療
当医院で治療を受けている患者さんの50%がこの治療を選ばれています。
いままで矯正治療を受けたいと思っていたが、見えるのが気になって治療をためらっていた方には最適な方法といえるでしょう。
ハイブリットコアシステム
裏側からの治療(舌側矯正治療)において最も重要なポイントは、装置をいかに正確に正しい位置に付けるかということです。装置の正しい位置づけにより、質の高い安定した治療を受けていただけます。
患者さんひとりひとりに調整していきます。 ※写真をクリックすると拡大します
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正確な歯列模型を再現します |
終了時の状態をシュミレーションいたします |
この状態を再現できるようブラケットを調整し、ハイブリットコアを作成します |
ブラケットを装着します |
正しい位置に装置が付きました |
メリット
- 他人の視線を気にしなくてよい
- 虫歯になりにくい
歯の裏側は常に唾液により洗浄されているので、表側と同じ条件で汚れが残っていると仮定すると唾液の流れの良い裏側は虫歯になりずらいといえます。
- 上顎前歯を後ろに下げるのに適した治療
奥歯が前に移動しづらいという装置の特徴があるため、前歯が出ている方には有利な治療です。
デメリット
- 装置装着後わずかな期間発音がしづらい
多くの方が装置を付け、1〜2週間程度の期間発音が不明瞭になりますが、まったくその問題を感じない方もいますので、個人差があるようです。
- 費用
表からの装置に比べ1.2〜1.5倍ほど割高になります。
- 仕上がり
ハイブリットコアシステムを用いて治療をするようになり、ほとんどの患者様で表からの治療と同じ結果を出すことができるようになってきましたが、まれに裏側からの治療においてコントロールしきれない部分が出てくる場合がありあます。
(患者様の目にはっきりわかる程度ではないのですが)このような場合患者様の同意を得たうえで、表に装置を付けさせていただき100%の仕上がりを目指す場合があります。
(これは治療前にはなかなか予測できない部分なのですが)
裏側からの治療において特別な条件の患者様では表からの治療のほうがより良い結果を得ることができます。
●奥歯を多く失っている方
●外科矯正をされる患者様
治療例
主訴:右上の犬歯が出ている
診断名:歯と歯槽基底の大きさの不調和による叢生の症例
初診時年齢:22才4カ月
装置名:舌側矯正装置
上顎左右第一小臼歯 抜歯症例
リスク、副作用:装置装着後1〜2週程度発音が不明瞭になる場合がある
治療前 |
(治療中) |
治療後 |
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治療期間 |
2年4カ月 |
治療費用合計 |
1,354,000円 |
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治療期間と費用はケースにより異なりますので目安としてご参照願います。 |
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診断後に具体的な治療計画と費用をご案内させていただきます。 |
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当医院ではここ数年間、年々裏側からの治療を受ける患者様が増えてきております。
しかし患者様のお口の状況は個人個人ですべて異なります。裏側からの治療はメリット、デメリットをよくふまえたうえで経験豊富な矯正医に相談されるのをお勧めいたします。
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ClippyLブラケット(舌側矯正装置)
2008年より日本で製作されている舌側矯正装置です。
装置とワイアーを止める機構が装置自身に付いているので、止めるワイアーが引っかかるなどのトラブルが少ない装置です。
従来の装置 |
ClippyLブラケット |
- 違和感少ない
・・・大きさがかなり小さくなりましたので、舌の当たる感触がかなりマイルドになしました。
- 話やすい
・・・・装置が薄いので、舌に触る感覚が以前の装置に比べ大幅に改善され、発音がしやすくなりました。
- 歯磨きしやすい
・・・シンプルな形態になりましたので、お手入れがらくです。
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お問い合わせは、医院案内の相談コーナーよりしていただけます。
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